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ナイチンゲールのmのネタバレレビュー・内容・結末

ナイチンゲール(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

凄い映画だったのだけど私の言葉ではそれを伝えられなくて感想を書くことができない。とてつもない偏見と差別、性差別、人種差別、それによって起こる暴力。本当にこんな事があるのかと思うけれど、この時代だけではなく今もずっと続いている。そしてクレアやビリー自身も差別の心があるのだ。

旦那さんの前で犯され、目の前で旦那さんと子供を殺されるシーンは本当に耐えられなかったのだけど、私が最初に号泣してしまったのはクレアが復讐で最初に人を殺すシーンだった。本当ならあんなに残虐な事をするような人ではなかった、そんな普通の女性があそこまでしてしまうほどの怒りと悲しみを思うと涙が止まらなかった。

ビリーとのラストシーン、あの海辺でのシーンはこんな風に表現して良いか分からないけど美しかった。本当はもっとたくさん思っていることも感想もあるのだけどそれを書けなくて悔しい😢ちゃんと書いている他の方のレビューを読んで欲しい。。。そしてたくさんの人に観て欲しい。。。

あと、クレアの復讐の仕方や立ち振舞いは普通の復讐劇と違い、男の人が撮る復讐劇では無いような表現だったり女性監督らしさがあって(これも私の差別なんだろうか。。。)女性としての気高さや美学を感じた。

この映画を大好きというのはちょっと違うと思うのだけど、映画として本当に凄かったので星は5個にした。
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