かなりデリケートな部分である事は間違いないのである程度は承認の上事実に基づいているんだろうなとは思いつつ実際どうなのかと訝しげに鑑賞。内容は映画的というか順当な作りで悪くはないが…といった感じ。本人は当初協力的であったものの色々あって認めていなさそう（http://indietokyo.com/?p=14077）。ちょっとドラマ仕立てにしすぎたか。ただし当時の東から西へ移った時の芸術の状況（社会主義〜資本主義リアリズム）やデュッセルドルフ美術アカデミーの雰囲気が作り物とは言え知る事ができるのは有り難い。ボイスが出てくるとやっぱり盛り上がってしまったけどトレードマークの帽子を取ったあの頭も事実なんでしょうかね。あと絵にまでボカシ要らんし…。
