「監督の幼少期のメキシコを描いたアートな作品」
グリーンブックとオスカーの作品賞を争った程だったのでどれ程の作品かと期待をしつつも、映像が綺麗な作品とは聞いていたので劇場での公開のタイミングを伺いつつようやく鑑賞。
評価されてるように監督の幼少期の記憶を覗くような演出でのリアルな当時のメキシコを描くリアルな風景や、モノクロで精細な映像や、構図やカメラワークは良かったのは分かります。特にラストシーンの海辺のシーンはどうやって撮ったんだろかとまるで分からないカメラの横移動ショットで、レールやドローン、ステディなど想像しても無理だよなと思うような動きでした。
しかしながらストーリーとしてはあくまでお手伝いさん目線での日常を淡々と描いて頂けて個人的には起伏がなく楽しめない印象でした。
まるで写真を楽しんだり、アート系な作品を楽しめる方にはオススメかもしれません。
