グラディ映太

ジャングル・クルーズのグラディ映太のレビュー・感想・評価

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)
4.6
あの平和なアトラクションをどうアクションアドベンチャー映画に仕上げるのか、期待半分不安半分で観に行ったけど、そこはやっぱりさすがのディズニー!

スターウォーズをダメにしたり、過去のツイートを問題視してジェームズ・ガンをクビにしては撤回したり、最近ではスカーレット・ヨハンソンに訴えられたりと、映画ファンの間ではここ数年あまり良からぬ形で話題に上がることが多いけど、家族で安心して楽しめるエンターテイメント作品を作ることに関してはやっぱり一流なんやなぁ〜。

随所に過去のアドベンチャー映画(ハムナプトラ、パイレーツシリーズなど)で見たことあるようなシーンもちょくちょくあるけど、それを差し引いてもやっぱり観てる間はワクワクさせられる展開の連続。


キャラクターが魅力的な映画って、見終わったあと、一緒に旅してた仲間とお別れしたような、少し寂しい気持ちになるけど、この映画にはそれがあった。

船長のフランクやリリーとその弟はもちろん、敵役の王子やチョイ役のポール・ジアマッティに至るまで、残らずこのままディズニーのアニメ映画になってもおかしくないほどのキャラ立ち具合。

一時期「砂漠でサーモンフィッシング」とか「サンシャイン・クリーニング」とか、エミリー・ブラント見たさに出演作を追っかけて観てたけど、今回も綺麗な女優さんでした。
ただ、吹き替えで観たので、声はずっと顔がチラつくほどの木村佳乃やったけど^_^;

でもジャンポケ斎藤さんはエンドロールで名前見るまで分からんかったなぁ〜。
すごいな。