このレビューはネタバレを含みます
見終わった後の満足感はあるものの、
よくよく考えると演出や美男美女でギリギリ成り立っている印象。
姉に成りすます、偽って手紙を出す、妹と分っていながら手紙を出す
等全員が何処かしら悪趣味。
未咲は結構破滅的な人物で
未咲を幸せに出来るのは、阿藤や乙坂でもなく、全く違う人物か、若しくは、彼女自身しかいないのではないか
階段の踊り場のシーンで、小説家になれるという台詞は
乙坂に対する一種の呪いのようでゾッとした。
松たか子も小説を続けるように促すし、阿藤が一番優しいのではと一瞬思う程。
義母の英作文添削の手紙が一番平和