2020年劇場18作品目。
素晴らしい作品ですね。
色々な事を考えたり、
考えさせる作品でもあります。
時間的に集中力が途切れそうですが、
そんな事は一切なくむしろ観客を
この物語の中に引きずり込ませる程
吸引力の強い作品だと思います。
何より出演者が豪華ですよね。
どんだけ凄いキャストを配している
作品なんだ！と。
この作品こそキャスティングの冥利に
尽きると言って過言ではありません。
物語の核となる4姉妹それぞれの魅力を
余すことなく素晴らしい演技で
体現しております。
仲睦まじい4姉妹が映し出される
場面は本当に微笑ましいですね。
印象的な場面を挙げるとキリがない
のですが、私はベスがベッドにいないと
ジョーが気付いて階段を降りる昔と今を
重ねている場面でしょうか。
意地悪過ぎ！
エミリーに台本を焼かれる場面は
後に自分で焼いてしまう場面と
対比的に映し出していましたね。
メリル・ストリープが発する言葉は
観客の胸に突き刺さります。
今では炎上する発言と言わざるを得ない
ですが。。。
ジョーが手紙を投函して回収せざる
を得ない場面は目も当てられない程
切な過ぎます。。。
結婚ってタイミングもありますよね。
姉と妹で違いはあれど心から愛する人が
いるからこそ結婚したのです。
メグが貧乏は懲り懲りと夫の前で
言ってしまう場面は何故か旦那と
自分が重なっているように感じられ
胸に突き刺さってしまった。。。
若草物語はまさにジョーの想いが
詰まった作品であり、本を作り上げる
工程を覗き込む場面はまさに歩んできた
人生を振り返る事と重なり合う。
まさにストーリー・オブ・マイ・ライフ！
シアーシャ・ローナン様、
フローレンス・ピュー様が本当に
素晴らしかった！
