このレビューはネタバレを含みます
韓国らしい重厚感と闇とエンタメの詰まった映画でした。観終わった後はちょっとグッタリしたけれど、観て良かった。
登場人物全てが100%悪ってわけじゃないというか、人間の多面性、複雑な心情を嫌ってほど描いています。政治家も最初はちゃんと自首させようとしてたし、轢かれた被害者のお父さんも加害者の親の選挙に協力する。嫁のリョナもサイコパスだけど義父に泣きながら感謝する。
犯罪はもちろんダメだけど、人間の心の中には正義、悪、闇、希望、、、色々な感情や意識が渦巻いていて、グチャグチャしてるよなぁと。ずっしり重い作品だけど、面白かったです。