Rosso

37セカンズのRossoのレビュー・感想・評価

37セカンズ(2019年製作の映画)
3.6
マニカルニカ以来ピカデリー使っていなかったんで1,200円クーポン切れる前にと界隈評判上々な今作をチョイス。
リアルを追求してるなあ、すっごいわ。

まさか冒頭、自然な流れでたわわ披露来るとは思わなくて思わず凝視。
さらにゆまちゃんアダルト作画なんてするもんだから本格的にこの映画は何処へ向かうんだと食い入ってしもうたが、つまりは純粋な大人への人生経験ステップを垣間見せてくれているに過ぎないんだよなあと。

ぐう聖お水の姐さんの仰るとおり、健常者と今回のようや障害者には然程大きな違いはないですからね、そりゃエムズデパートも行くわな。

ただその自立や自由を強烈に抑圧する僕らのお母さん神野三鈴氏演じた親の気持ちもこれまたリアル。
愛と依存と不信用がブレンドしてましたな、障害者の親でなくても一定数この手の親は蔓延ってる気がするな。

正直終盤にかけては間延びや飽きを感じてしまった節はあるが、遠く離れたタイの地に僕のお嫁さん候補の女教師を見つけたのでにんまり。(シンプルに可愛いから結婚しよう)

どうしても咀嚼できなかったのは介護士の大東俊介よ。
好青年過ぎるんだよなあ、ボルンティーアでそこまでする?の域を遥かに超越してて、じゃあつまり良いコトでもすんの?と思いきや同じベッドでも微塵も性欲湧き立ってないしほんと謎。
ゆまちゃん金積んでるのか?え?とエラー起こしましたわ。
(この人だけ僕のこれまでの人生で存在していないタイプやった)

でも総じて満足度は高いし、この監督のリアル追求へのプロフェッショナルさは今後も期待っすね。

さて、心置きなくレイトショーミッドサマーへ参ろうか。
Rosso

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