非行に走る15歳の少女が“不自然な”身体の変化に悩み始める話。
自暴自棄に悪友たちと連み始め、セックスやドラッグに溺れていく様がリアル。
すごいのは、主人公ミアがカースト上位の男女に自ら接触していくところ。
揶揄われているにも関わらず、進んで声をかける。
「大丈夫…?」と心配してくれた委員長的なクラスメイトを「ウザいよ」と払い除けて、カースト上位の悪いヤツらに近づく。
もし他の作品なら、都合よくカースト上位と仲良しになるか、カースト下位の陰キャ同士で傷を舐め合っている。
ここまでやるか?と思うほどヘビーな展開もあるので注意して試聴してほしい。(エロもあるので1人鑑賞がオススメ)
だがテーマや映像において、そのような暗部を描いたからこそ結末が際立っていた(と思いたい)。
余談だけど、低くて良い声の役者さんが多かったな…。