シエラ・バージェスはルーザーのフリーザのネタバレレビュー・内容・結末

Netflixオリジナルの青春恋愛もの。

イケてないガリ勉女子とアホだけど美人なチアリーダーがひょんなことからお互いの恋愛成就の為に協力する話。
他人に成りすましてメールのやり取りをして〜という設定も外見より中身が大事というテーマも古典的。
SNSやポリコレ要素強めのキャラ配置等は現代的。

メールなりすましに関しては良いとして、ベロニカの恋愛の為にシエラが協力するという件はちょっと強引。
またファーストキスのシーンは素敵っぽく描かれてるけど流石に怖い。これも80年代のハイテンションなラブコメでさえヤバいけど良いシーンとギリ思えるかどうかってレベルだけど、現代の割と真面目な部類の恋愛映画では倫理的にどうなのよ…が勝ってしまう。

またシエラをイケてないガリ勉だけどいじめには動じない強い女子として描いてるのは現代的。
それ自体は悪くないんだけどこの手の恋愛主人公のキャラクターとしては正直面白くないというか、スクールカーストが雲泥の差であるチアリーダーとコンビを組むって展開が面白いのに最初から対等に言い合えてるじゃんって言うのがギャップがないというかなんというか。

エンディングで各キャラクターのその後が書かれるの好きなので嬉しい。