信じられないけど、これは現実に起きた話。
エチオピアでのさばっていた古い慣習「誘拐婚」を描いた映画。
14歳の少女ヒルトは学校の帰り道で複数の男に拉致・監禁、そしてレイプされる。
嫁にすると言われたが、隙を見て銃を奪い逃げ出すが、その途中で男を撃ち殺してしまう。
どう考えても男がクズだし頭おかしいとしか思えないけど、ヒルトはこのままだと死刑に…
しかも例え死刑を免れても、処女を喪ってしまったら、もはや他にお嫁に行けないとか。
こういうこと言いたくないけど、そんな風習やめちまえ!
女の子はモノじゃないんだよ!バカ!
野蛮すぎるよ!
でもエチオピアでも人権を重んじる人々がいて、立ち上がったのが女性の人権を訴える団体に所属する若き女性弁護士メアッツァ。
様々な妨害にあうけど、師匠の力を借りつつ戦い続ける。
しかしメアッツァも焦りからか強引にことを進めて国家権力はもとより、ヒルトからも反発を食らう…
果たしてメアッツァは少女を救うことは出来るのか…
エチオピアは貧困国であり、映画制作はほとんどされてないんだとか。
でもこの悲惨な出来事を聞いた監督が何とか世に伝えたいと映画を企画。
そしてその企画に興味を持ち、プロデューサーを買って出たのがアンジェリーナ・ジョリー。
自ら編集なども行ったらしい。
アンジーてたまに言動おかしなところもあるけど、この映画に関してはよくぞ世に出してくれました!と拍手👏
ちなみに誘拐婚で調べたら、まさかの日本でもそういう風習がある地域があったとか…