期待が大きすぎたのか、ピースフルすぎるというかキラキラしすぎというか、毒がなさすぎて逆に辛くなっちゃった系のティーンエージャー青春ムービー。
この不思議なアプリを使えば、なんでもステータスが上書きされちゃう！
でも、人生そんなアプリひとつで上手くいったら苦労しないんだよっ！という教訓系かと思いきや、割と本当に上手くいってしまうので、あまりのチートプレイに腹が立ってくる始末。
超王道のディズニーチャンネル系であることがかえって仇となり、ハイスクールミュージカル的な作品を心の底から楽しんでいた昔の自分を思い出して、いかに自分が汚れた大人になってしまったのかを実感した。
(一応明記しておくと、HSMはその点演出・キャスト・ストーリー・歌すべてにおいてバランスに長けた名作です)
良かった点を強いていうなら、主役のロス・リンチくんが若かりし頃のザック・エフロンを思い起こさせる最強の可愛さだったことくらいである。
