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グリーンブックのぉゅのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
3.9
2021年 鑑賞 21-330-21
「ジム・キャリーはMr.ダマー」等のピーター・ファレリー監督・脚本による、ジャマイカ系アメリカ人のピアニストと、彼の運転手兼ボディガードを務めたイタリア系アメリカ人の警備員によって1962年に実際に行われたアメリカ最南部を回るコンサートツアーにインスパイアされた伝記ドラマ作品。タイトルは、ヴィクター・H・グリーンによって書かれたアフリカ系アメリカ人旅行者のための20世紀半ばのガイドブック「黒人ドライバーのためのグリーン・ブック」にちなんで付けられている。
第91回アカデミー賞では作品賞・助演男優賞など三部門を受賞したことも有名。

1962年のアメリカ。ジム・クロウ法の真っただ中、トニー(ヴィゴ・モーテンセンさん)はニューヨーク市のナイトクラブで用心棒をしていた。ある日、彼が働いているナイトクラブが改装工事のため閉鎖されてしまう。新しい仕事を探している矢先に、アメリカ中西部、ディープサウスを回る8週間のコンサートツアーの運転手を探しているアフリカ系アメリカ人のクラシック系ピアニストのドン(マハーシャラ・アリさん)との面接を紹介される。ドンは、トニーの肉体的な強さや、物怖じしない性格を見込んで彼を雇うことにした。トニーは妻と子供2人の家庭を持っており、親戚も多いため、クリスマス・イブまでに自宅に帰るという約束のもと、ツアーに出発する。ドンのレコードレーベルの担当者は、アフリカ系アメリカ人の旅行者がモーテル、レストラン、給油所を見つけるためのガイドである「グリーンブック」1冊をトニーに提供する...

形見の帽子が大事なのは分かるが、放火までいく?
ドクター間違い?医者じゃないよ!音楽関係!
煙草、サンドイッチ、「ちょっと静かにしてくれない?」、「落ちていた石を拾っただけ」、「気分は最悪!」、「スタウィン・ウェイを探せ!」、KFC、「拾いなさい!」、この作品、本当にアカデミー賞の作品賞?と思う行動の数々...

“地域的な問題かぁ...” “これからは俺と一緒にいない時は外に出るな!”
ドンがぶらぶらしたくて入ったバーで、白人3人に囲まれ... 「誰が檻から出した?」や、スーツの試着、トイレが屋敷から離れた掘っ建て小屋... 痛烈だなぁ... 時代や地域や歴史もあるんだろうが... 考えを改めて欲しいな... 特にド直球過ぎるあからさまな言動を...

徐々にトムとドンの間が!互いに不快感を表しても、お互いを想っている。「ごめんなさい」もしているし。トムが警察官を殴った理由も...

“品位こそが全てに勝る”
雨の夜の車内。トムとドクの言い合い... 雨の中に佇むドクの言葉は刺さる!トムの行動、手紙でのトムとドクのやりとりが... もういいっ!続きは明日... 「ピッツパイパイ」の下りも好き。

“コツは音の外し方” “ギャラはなしでいいから またやりたい!”
オレンジバードでの、ドンのピアノのソロ演奏からの、ビッグバンドでの演奏最高!思わず体が動いてしまう魔力!

“クロはよせ”
ドンの周りの人の家族を想う所もいいし、トムはこの8週間で変わった!そこへ...

最初の方はアカデミー賞側に疑問を持ったが、どんどん引き込まれていく自分もいて、トムやドンをついつい応援していた!また12月に観ることが出来て良かったかな。出来ることならクリスマスに近い時期に... あと吹替だったので、次回は字幕でヴィゴ・モーテンセンさんとマハーシャラ・アリさんの声でのやりとりを聞きたい!もちろん芳忠さんと諏訪部さんの声も大好き!

“酒場で札束見せりゃあ危ねぇに決まってる”
そういえばトムは銃持っていたんだっけ?あとあの...

1640
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