このレビューはネタバレを含みます
役者さんの演技、BGMがとても良かった!
生々しい差別描写は心にくる。
VIPとしてドクを招待しながらも、トイレやレストランは使わせない。差別を差別と思わず「決まりごとだから」と悪びれもせず言い放つ人々。問題は根深い…
とはいえ、基本的にはコメディタッチ?で進むので人種差別という重いテーマを扱った作品にしては観やすい方なのかな。
評判のチキンを食べるシーンは「なにか食べられない理由があるのかな…宗教とか…?トラウマ…?」と考えすぎてしまって勿体なかった。ただの食わず嫌いかーい!素直に笑えばよかった!
「寂しい時には、自分から手を打たないと」
この言葉をラストに実行して会いに行ったんだね。
差別問題は解決していないし、この先もドクにとって辛いことは続くのだろうけど、その中にも温かい居場所ができて、この縁は一生続いていくんだな、と前向きになれるエンディング。
視聴後すぐにケンタッキーに走った人どれくらいいるんだろう。良い作品でした!