ハンマーで頭を殴られたようなあと味ふたたび。
ドキュメンタリー風映画として完璧で、素晴らしすぎてその点では星5つ。
胸糞悪い という言葉を普段ほとんど使わないけれど、この映画で取り上げられる実話に基づいているという13の小話は、
まさに胸糞悪く、そこは正論での議論や本質的な問答ができない破綻した世界線。人の心を癒すようなのどかな景色は無く、常に騒がしく、とにかく曇っている。
すごく気になるのが登場人物たちが全員性悪なこと。政治以前にただ性格が悪い。地球上でこんなに性悪な人だけが集まる地域って本当にあるだろうか。ここは客観的視点が必要だという自分への戒めも踏まえて星を1つ減点。
これ以上憎しみを産んではいけない。
難解なシーンも多い中、あれはなんだったのか?に応えてくれるパンフレット。著名人たちの寄稿もつまっていて素晴らしすぎるので購入を心からおすすめします。
そこら中にロシア国旗が立ってたり、
個人的にはノヴォロシア国歌がロシア国歌の影響を受けすぎて瓜二つなのも衝撃だった。