抜群に丁度良く楽しめるハラハラドキドキのホラー映画。
７人の男女が、いわくつきのコンジアム精神病院の廃墟に撮影に行き、得体の知れない恐怖に襲われる本作。
主観映像(POV方式)とアクションカメラで顔を全面に写す映像の２つの視点で描かれており、臨場感と緊張感がかなり高く、俳優の演技力の高さも相まって、まさにハラハラドキドキの作品。
あらゆる点で非常に丁度良い作品。
１時間３０分程度と見やすい長さであり、７人それぞれの性格や個性がはっきりと分かれていてわかりやすく、しっかりと怖がらせる映画である。
冒頭から前半部分は、自己紹介から始まって飲み会や川遊びなどのシーンで若者の楽しいノリが描かれており、後半部分から一転、恐怖とパニックのオンパレードであり、前半と後半で明暗のコントラストをつけている。
基本的には驚かせる系のホラー映画だが、何かが出るだろうなというシーンで、ちゃんと何かが出るので、ある意味とても安心できる。
とても楽しめたので、首筋が痛くなりました。
