Lark

ミッドサマーのLarkのレビュー・感想・評価

ミッドサマー(2019年製作の映画)
2.5
端的に言えば、「ホラーとコメディは紙一重」を体現した映画。

スウェーデンのある集落に論文の題材のために訪れた大学院生が、異様な風習を持つ村人に襲われる作品。

国のどこかにある異様な風習を行っている閉鎖された集落で、立ち入った者が次々と犠牲になるなど、設定自体は日本でも都市伝説の話としてありがちなもの。

『ゲットアウト』や『アス』の監督として知られる、元コメディアンでホラー映画の監督であるジョーダン・ピール監督が、「笑いと恐怖の源泉は同じ」と言っているとおり、ホラーとコメディは紙一重。

この作品は、まさに「ホラーとコメディは紙一重」を体現していて、最初は怖い映画も、途中から滑稽でコメディ映画かと思うぐらい笑ってしまうシーンもある。

ホラー映画としてはあまり怖い作品ではなく、ひたすら不気味なシーンが最後まで続いていく。

少しのグロと少しのエロと不気味な雰囲気と明るい笑顔で構成された作品。
個人的には物足りないが、好きな人にはハマる映画かもしれません。
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