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七年の夜のaiのレビュー・感想・評価

七年の夜(2018年製作の映画)
3.0
DVに苦しむ母子、住宅ローンで首が回らない夫婦、怪しげな迷信にパニックを起こす住民、不気味にたたずむ湖と井戸…。全方向に救いが無くてメチャクチャ辛い。夜な夜なさまよい歩いて叫ぶヒョンス、見てるこっちが狂いそうになる。そもそも院長がDVしていなかったら、そもそも夫婦が住宅ローンを組まなかったら、そもそも…と、「そもそも論」を言い出すとキリが無い。人間は正しい選択が常に出来るワケではなく、正しいかどうかを判断することもできない。ただ、ラストに明るい兆しがあるのがわずかな救い。
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