ちろる

ある日本の絵描き少年のちろるのレビュー・感想・評価

ある日本の絵描き少年(2018年製作の映画)
3.9
なんかめちゃくちゃグッときた。

漫画とアニメーションと実写をコラージュみたいに融合させたとっても珍しいモキュメンタリー

幼い頃から絵が好きで、5歳の時にすでに「漫画家になるんだ!」と将来をきめていたシンジ。
描いて描いて、描きまくって皆にも絶賛されるようになる。

そんな彼に絵描き仲間のマサルという少年との出会いがあった。

『ねえ、おっぱい描いて』

マサルの独特の感性が確実にシンジの能力に火をつけるのだけど、大事な時にシンジはマサルを手放してしまう。
学生生活ではよくあること。でもきっとシンジは心のどこかでずっと引きずってたんだろう。
あのとき、マサルを助けてたら、何か変わってたのかな?

お母さんの変わらないで遠くから見守るテンションが好きでした。

もし、絵を描く仕事をしている人がいたら、リアルにグッとくると思う。
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