ある日本の絵描き少年の作品情報・感想・評価

ある日本の絵描き少年2018年製作の映画)

上映日:2019年03月02日

製作国:

上映時間:20分

4.0

あらすじ

「ある日本の絵描き少年」に投稿された感想・評価

NKTKSK

NKTKSKの感想・評価

3.8
斬新な表現方法!なんて簡単な言葉で括ったら失礼なんじゃないかと感じた意欲満載の作品。

漫画好きにはグッとくる小ネタ満載。
d173

d173の感想・評価

4.0
【頑張ってね&ファイトよ】
期待、夢、希望、現実、挫折、再起。
タイミングや画力の成長とともに。
辛い現実もあるが、自分も仕事成果だすよ。
塚森

塚森の感想・評価

2.5
〈「音楽」が作られたアニメーションの世界〉
Bプログラム

絵描き少年の成長を、その時々の絵柄で表す表現は斬新だったが、絵描きの苦悩や成長を絵描き自身が作品にするというアイデアの玉切れ感は基本的に苦手で、この作品でもそうだった。
ある少年の漫画家への夢を描いた短編映画。
彼の成長に伴って絵のタッチが目まぐるしく変わり、また同じ場面でも違う画風の絵が混在しながらその一部が動くなど、表現方法が斬新で心に残った。
夢を追う人間に絶望と希望を与える短編モキュメンタリー。
多様どころの騒ぎでは無い表現方法で、漫画劇画アニメクレイ実写と何でもあり。スパイダーバースより上かもしれない。登場人物がそれぞれの画力や嗜好で描かれ、かつ変化していくことで成長(それはアイデンティティの固定化や選択肢の減少でもある)を見せる。信志がプロレスの覆面を脱ぎ捨てるところは訣別であり、悲しさすら覚える中で、優はその子どもの頃からの衝動が持続してた。そこまで没入して慌ててモキュメンタリーだと思い出す。
仕事として絵を描くこと、表現することに向き合ったことのある人間には深く刺さる。そして勇気をもらえた

冒頭から最後までずっと泣いた
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.6
一応、自主制作になるのかな?でも制作の規模とは反して受賞歴も多いアニメーション。
ある漫画家志望の青年の30年を、その主人公のその時々の絵柄で表現すると言う演出。
先ず、その奇を衒った独特な表現方法に目を見張る。幼少期から絵が好きで、だんだん上手くなるクダリが面白い。

そして、漫画家を目指し美大からアシスタントへ、持ち込みでの苦戦と、話の中身が濃ゆくなる。

刺さるっ〜!漫画でなくても、グラフィックやデザインなどの業者の人にもグサグサ刺さる内容だと思われる。
現実は残酷じゃのう。

幼少期の友達が、暗にダウン症のような障害があるのが伝わる。ルチャが好きで、彼なりのポジションを絵で獲得したことも、また刺さる内容だなぁ。

おそらくこの監督の自伝的な物語でもあるんだろう。だとしたら、この奇襲のようなアニメーションの成功は、謂わばサクセスストーリーでもあるんやね。
なんか、夢があって良かった!
絵も、可愛くて不思議な世界観でした!

広い心の持つ2人のお母さん、好きだなぁ。

「頑張って、ファイトよ!」良い言葉
inoue

inoueの感想・評価

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2020.05.29

主人公の姿が、年齢と共に変わる絵や画材で表現されてるのが面白い。
絵柄によって成長や感情を表現する異色のアニメ×実写モキュメンタリー。

YouTubeの期間限定無料放送にて。

私が小さい頃によくクレヨンで描いていた腕と顔のバラバラな絵。それが動き、語る。
そして、主人公の絵の上達や成長とともに、描かれる絵がガラッと変わっていく。
全編にわたって素晴らしく斬新な表現。

登場人物もその人の好きなもの、好きな絵柄で構成され、見入ってしまう。

邦画の駄作がやりがちな唐突な自分語りには決して陥らない。
一貫して表情と他者からの想像で説明される。そのため、映像から想像力がかき立てられ、面白い。

プロットはシンプルだが、誰もが抱える悩みを丁寧に描いており、20分があっという間だった。

人生における大切な出会い、体験は自分が気づかない間にしているものなのかもしれない。

夢とかなりたい職業などのお題目よりも、その人を突き動かす初期衝動がなによりも大事なんだろうな。

見てよかった。
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