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ある日本の絵描き少年のkkのレビュー・感想・評価

ある日本の絵描き少年(2018年製作の映画)
4.0
昔は神童と呼ばれていたのに。

これはめちゃくちゃ見せ方が上手い。たった20分なのにズンと心に刺さった。
漫画家になりたいシンジと人と上手く関われないマサル。シンジは成長と共にどんどん絵が上手くなっていくが、マサルは覆面の絵を描くばかり。あの日、マサルに手を差し伸べ無かったシンジはずっとどこかに罪悪感を感じて生きていたのかなと思った。

大人になるってなんでも上手くいくわけじゃない。むしろダメなことで溢れてる。でもそんな中、自分のために足掻くのは悪いことじゃないと思うなぁ。2人の未来はきっと明るい。
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