司馬遼太郎の本は結構読んでいますが、これは未読。
河井継之助の名前は知っていましたが、
その人となりや業績は知りませんでした。
って、ことで少し予習してから観たんだけど、もうひとつこの映画だけだと分からないなあ、、河井が何故名が残っていったのかなあ、、
ここがこの映画で一番大事なポイントだと思うんだ。でも、役所公司が完璧にどこから見ても偉い人に見えて、河井自身がどんなだったかを感じることができませんでした。
東軍と西軍どちらにもつかずに「中立」を目指した継之助。
だが、その志は叶わなかった。
なるほど、継之助が目指したものは、あの維新の混乱の中でも斬新な発想だったんだね、
偉人もの、特に歴史的な人物を2時間の映画で描き出すのは難しいね。
ウギによると、「中立」の試みが破談した後もかなり紆余曲折ある継之助の歩み。
それを分かりやすくまとめ、さらに松たか子演じる奥さんとのシーンなども折り込み、上手くまとめてはいるんだけど、
確かに、役所さんと松たか子さんが2人で縁側に並んでいる絵として収まっちゃう。
それがハマり過ぎるのが逆に面白味を失わせてるような気がしちゃうのは言い過ぎ?
もちろん、役所広司さんは、日本でNo.ワンのアクターですし、役所さんか写っているだけで、画面が安定してくるようだね。
でも、それに頼っているというか、そんな感じもしてしまった映画だったのかな、
安定の映画で、それを求めている観客層もいるとは思いますが、私はso soかな、
入っているだけで、画面が