オーウェン

幻影師アイゼンハイムのオーウェンのレビュー・感想・評価

幻影師アイゼンハイム(2006年製作の映画)
4.0
幻影師と名は付いているが、奇術師と似たようなものと捉えれば話は分かりやすい。

この映画に波は2つある。まさかの中盤の展開とラスト。
この手の映画にはありがちなどんでん返しが嫌味なく納得させる。

種明かしには意味がないとのマジシャンの言葉は真実味がある。

エドワード・ノートンがまたしても名演を見せる。
幻影師の飄々としたやり取りと、忘れてしまった恋人と出会うときの表情を使い分ける。
ジアマッティのとぼけた味わいも面白い。

原題から見れば幻影師はマジシャンとは違うのだとよく分かる。
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