『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』公開記念
DCコミックスが誇る人気ヒーロー、バットマンの宿敵の1人であるジョーカーを焦点に当てて、原作とは全く異なる"悪のカリスマの誕生物語"を描いた衝撃作であり、第92回アカデミー賞主演男優賞、作曲賞を受賞した事でも注目を集めた
心優しい男が悪のカリスマとなるストーリー基軸の中で、狂気の沙汰とも言える衝撃の数々、主人公アーサー・フレックを演じたホアキン・フェニックスの演技力全てと不穏な雰囲気を漂わせる劇中の音楽からどんどん"ジョーカー"になっていく姿は、まさに現実社会の貧困層の顛末を照らし出しているものなのかなと思うと、かなりヤバいと感じてしまった
これは芸術品でありながらも、アカデミー賞ダブル受賞も納得の素晴らしい傑作だった
