このレビューはネタバレを含みます
映画館にて鑑賞。
想像以上に疲れる、なかなか重くて辛かった。帰り道は間違いなくどんよりする笑
基本的に終始暗い。冒頭から、映像、音楽、俳優さんの演技が組み合わさり、精神衛生上良くない暗さが立ち込めていて、
これはなかなか気合のいる映画だぞと直ぐに感じた。
内容としては、色々な解釈ができると思うのだけど、自分的にはラストシーンですんなり落ちた。
こいつは全てジョーカーのジョークではないか。ダークナイトで、次々と過去の話をするシーンと同じ。そうでないと辻褄がどこか合わないように思う。ジョーカーに過去などない。
結局、
絶望の中で、共感できる部分も織り交ぜられることで、気がつくとジョーカーの出現を望む自分が出てくるのだ。
ジョーカーは、そんな感情をすこし押すだけ。
俺は2時間の間に、まんまとジョーカーにやられたようだ。