なにやらFilmarksの通知があり、確認すると、僕のキングオブコメディのレビューにいいねがポンポンと。
レビューを拝見すると、ジョーカー観たのでって人ばかりでした。
近年のアメコミ系は観ない派なんですが、そういう事もあり、気になって観にいきました。久々のソロ映画。(嫁は重い系が苦手)
なるほど、タクシードライバーや、キングオブコメディのオマージュがモリモリと。
バットマンとのリンクや、オマージュの元
、ロバートデニーロの出演など大きな見所も。
もちろん、ホアキンフェニックスの名演も素晴らしかったです。
わざとの滑り芸って、笑わせるのと同じくらい難しいのではと思います。
疾患のために出てしまう泣いてるような笑いが非常に切ない。
(ちょいちょい入るブタ鼻もgood)
ダークナイトのジョーカーはあまり笑って無かった印象なので、あの気持ち悪い笑いを中心に描いてたのは、ジョーカーらしさが出ていて良かった。
重いとか、救いがないとか言う方もあるだろう。実際一人で観に行った自分も気持ちは滅入りました。
しかし、これがアメリカンニューシネマです。
ただ、アメコミ原作というのが非常に悩ましい位置付けである。この後、人外の能力系が出てくるのかと思うと、重みがなくなる気がするのである。
しかし、まあこういうオマージュ系の作品は映画を好きになるきっかけにもなるし、とてもいいと思います。
だが、いい面がオマージュ場面を越えないと作り手側としては失敗ではないのかなと思います。勝手に。
今作はジョーカーのダンスシーンが非常に良かったです。