ゆきた

ジョーカーのゆきたのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.5
自分の中で、ダークナイトのジョーカーが最もかっこいいと思っていたんですが、今回のこのジョーカーも同じくらい好きになりました。
原作ともダークナイトとも、ジョーカー誕生の流れが全く違いますが、ブルース・ウェインの敵としてのジョーカーが生まれるのは、今回の作品の流れが一番理想的かつ現実的な気がします。(中流〜富裕層のヒーローのバットマンと貧困層のヒーローのジョーカーという対立関係)
ヒース・レジャーのジョーカーの人気が高い分、新たにジョーカーを演じることはハードルが高かったと思いますが、ホアキン・フェニックスもまた素晴らしいジョーカーを演じてくれました。今までのジョーカーの中で一番不気味で狂気を感じたといっても過言ではないです。
ヒースレジャーのジョーカーはカリスマ性に溢れたジョーカーって感じだったけど、このジョーカーは今まで生きてきた環境によって歪みきってしまったある種人間味溢れたジョーカーって感じで、原作とは全然違うけど全然あり!
ストーリーは終始暗いので、体力があるときに見ることをおすすめします。でも、見て後悔はしません。
ゆきた

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