なめ

ジョーカーのなめのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

追記
オープニングで「あれ!?涙!?」と思ったとき、巻き戻しボタンを押せるなら押したかったw早く2回目を観たい。
追記2
犯罪を繰り返す人たちは我々とは認知が違う、見えている世界が違うという説があるけど、コミックのジョーカーの認知がこれだったら…
追記3
これ、キングオブコメディの主役目線版だね。

堕ちていく様を描くだけでも良作なのは間違いないのに、僕の大好物である精神疾患系だましや謎が加わってリピート必須の傑作になっていた!
「え!?兄弟なん??」「妄想!?どこからどこまで?もしかして全部??」
振り返ってみると、ジョーカー視点で描いた作品だからどこからどこまで真実なのかが分からんという。全く読めない分からないという点で、まさに映画がジョーカーそのもの。この分からないという点で安易にジョーカーを美化した感じになっていないのが良いというか怖い。なにか盛大なドッキリなのかもしれないという不思議な感じ。
撮影もワンカットのシーンなのに途中からハンディっぽい手振れが始まって違和感を与えたり…なんか気付いてないことが沢山ありそうだ。
まったりとした話ではあるはずなのに退屈ポイントがなくて、全体的にとにかく完成度が高いなと感じさせてくれる1本。
「トワイライト」や「キング・オブ・コメディ」も観なきゃだな。
しかし、ジョーカーってどんな解釈でもそれなりにしっくりくる不思議なキャラクターだよなあ。
なめ

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