このレビューはネタバレを含みます
光映画。
これは光であり救いの映画だと思いました。
ジョーカーがかっこいいとか、憧れるとか、悪のカリスマとかなんかもうそんなんじゃ言い表せない。この映画の怖いところは誰もがジョーカーになる素質があり、誰もが他人をジョーカーにしてしまう要因を持っているというところだと思う。
幸せになってほしいと思い過ぎて階段からのシーンずっとドキドキしてたし「早く殺せ!」とまで思ってしまった。人をこんな感情にさせる恐ろしい映画……
アーサーに優しくしてくれる人がいてくれたら……誰が救えるんだろうと、思うけれどもしかしたら誰もが救えたかもしれないし誰も救えなかったのかもしれない。
今までのサイコパスな楽しんでるジョーカーではなくてひたすら懸命に生きてる。こうしなきゃ生きていけないというのがわかってしまう。ホアキンのジョーカーはサイコパスではない。誰よりも真面目な人間なんだ…