このレビューはネタバレを含みます
評価が高すぎて期待しすぎたのか、ちょっと拍子抜けというか「ここで終わり!?」と思ったし終わったあともモヤモヤ感が拭えなかった。
もっと猟奇的というか、明るさを前面に出してたりするのかなとか想像膨らませすぎたのかもな〜〜〜〜〜〜モザイクシーンと熊の中に入るのと、死体がどう見てもゴム人形なのはめちゃくちゃ笑った。
以上が見た直後の感想だけど、色んな考察や数日たって思い出して考えてみると自分自身のカルト宗教への予備知識の無さ、または理解力の低さで楽しめて無いだけだと知った。悲しいね…
老人が死んだ後の「村で生と死のサイクルを遂げる」的な説明で少しだけ納得してしまったのも怖かったし(そういう納得のさせ方というか宥め方というか)
彼氏を(儀式だけど)寝取られてギャン泣きするのに共鳴したりだとか、「私たちはアナタの味方ですよ」アピが所々にあるのが怖かった。どこか自分に自信がなかったり、不安定な人ほど村からすると格好の餌食なのかもしれない。
カルト的な研究をしていたり、実際にあったことがある人なら分かるあるあるがめちゃくちゃ盛り込まれてたのかも。あとは人類学というか宗教学というか、そういう類の知識がなくて楽しめなかったのは本当に残念。色々確認したいけどまた映画館見に行く元気はないかも。グロかったし……
宗教であろうが何だろうが人の思想を否定したくないので基本「そういう人もいるよね」という気持ちでいたけれど、相手のことを尊重するのと自分が感じた違和感を無視するのは違うよなと何となく感じた。ちょっとでもやべぇ〜!!!!って思ったら離れなきゃね………………しかし他所から夏至祭に来て生きて帰れた人はいるのだろうか……無理そう。
考えが何もまとまらないし難しすぎるけどやっぱ知識は大切。