ジョーカーのハンコ課長のレビュー・感想・評価

立身出世モノ。

うらぶれた生活をしていた落伍者が、心機一転自分の才能に気づいて成り上がっていく痛快下克上ストーリー。

事前に周りの感想をたくさん聞いていて、苦しいとか痛いとかそういう類のものだったけど、自分としては全然違った。

正直地下鉄のシーンなどは爽快感マックスでスカッとしたし、社会問題とか貧困とかどこ行くものぞだ。
言うほど主人公がしんどいかというと、ケン・ローチ映画の人物のほうがよっぽど苦しそうだし、いじめられっ子がいじめっ子に復讐するような感覚に近かった。