アメコミ題材なんだけど、派手さが一切なく、主演の演技力もさることながら、音楽、演出すべてがとても丁寧に作られていて、重厚な雰囲気がビシビシ伝わってくる。
僕のイメージするジョーカーは、ダークナイトのヒースレジャー演じるジョーカーなわけだけど、あのジョーカーのルーツを知ったような感覚でした。
1人の善良な市民が、周囲に、社会に、じわじわと狂わされていく様子が見ていてとても辛く、うなだれて帰りました。
ジョーカーは、ジョーカーになったのではなく、周りがジョーカーにしたんだなと。
はぁ。落ち込む。
1回目はあまりにも精神に食らいすぎてしまったので、もう少し冷静に作品を楽しみたくて2回観に行きました。
2回目は周りの考察とかを見た上での鑑賞だったので、作品そのもの素晴らしさに触れることができました。
まぁそれでもやっぱり、心優しいアーサーが社会からの理解が足りずに追い詰められていく様子は見ていて辛かった。
ちなみに世間の大絶賛に反して、僕は2回とも途中で寝ました笑