ねばけんさん

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のねばけんさんのレビュー・感想・評価

4.3
公開日に鑑賞。
新宿TOHOの上映スケジュールが鬼滅一色に染まってて、劇場には鬼滅ファンで溢れ、コロナ禍においてエンタメが抑圧される中、2020年数少ない"お祭り感"を体感した。公開初日の劇場は、その作品が本当に好きな人達ばかりが観にくるから、会場の雰囲気も良くてクセになります。

で、作品に関しては、原作は3年くらい前にジャンプで読んだ内容なので、もちろん展開はわかっていたのですが、、、わかっていたのですが!!それでも大号泣してしまいました!

話そのものが良いのはもちろんのこと、やっぱりアニメになると、映像美や音楽も相まって感情の揺さぶりがすごい。

原作ファンに怒られそうだけど、鬼滅はもともとそこまで画力が高いわけじゃなくて、戦闘描写も正直"勢いだけで何が何だか分からない"ものが多くて、それがアニメ化によって分かりやすく表現されたのが偉い。Ufotable偉い。とても偉い。

アニメ化によってド迫力な映像に生まれ変わった無限列車編は、ラスト30分だけでも1800円払う価値があった。

ちなみに初回公開時にはまだ発表されていなかった某キャラですが、1声目で石田彰の声に気づいた会場がややざわついてて面白かったです。

あと映画で無限列車編が初見の人(煉獄ファン)と観に行ったんですが、後半30分の展開に「嘘でしょ…嘘でしょ…」と小さくぶつぶつ言っててめっちゃ面白かった。
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