ハコヲ

ジョーカーのハコヲのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.9
『僕の人生はまさに喜劇だ。』


【あらすじ】
荒れた廃虚の街…ゴッサム。
街には職を求める人や大量のゴミ、貧富の差で不満を持つ人々が溢れていた。
主人公〝アーサー〟は貧しいながらもコメディアンになるという夢を抱きながら、持病を持つ母とボロボロのアパートで一生懸命ピエロを演じながら、その日その日を生きていた。
ある日、仕事仲間からもらった護身用の銃を小児病棟のパフォーマンス中にうっかり落下させてしまったことが問題となり、アーサーは仕事をクビになってしまう。
絶望に打ちひしがれるアーサーだったが、追い打ちをかけるように彼の悲劇は加速するー、、、
アーサーという一市民がどうやって悪の化身〝ジョーカー〟に変貌を遂げたのか、、、というお話( ˘ω˘ )あらすじ最近長すぎなんだぜ…



🤡



また1つ、すごい映画を見てしまった…😨
本作の主人公であるジョーカーというキャラクターについてはアメコミのバットマンに出てくる悪役、めちゃくちゃ酷いことする嫌な奴😡という知識しかありませんでした。
ジョーカーというキャラクターが出る映画はこれが初めてじゃないかな😌多分☜

ジョーカーの悪の部分だけにフォーカスを当てず、主人公アーサー1人の人間性(過去)とそれに対する葛藤にもちゃんと描いてくれているが良い。
悪者がどのように悪に染まっていくのか、、、なかなか1人のヴィランをここまで掘り下げてくれる映画はないと思います( ˘ω˘ )多分☜
アーサーがこのゴミだらけの腐りきった淀んだ街で疲労して、心が砕け、すべてに絶望していったか、、、
観客に共感を求めさざるを得ない映画だなと思いました。だってアーサーに対する仕打ちを見れば彼がジョーカーへとなってしまったのだって納得してしまう…ヴィランに肩入れしてしまう…🙄💦

突然笑ってしまうのも精神疾患(それとも頭部外傷のせい?)とは…😢可哀想
ピエロの時の目の青い部分は何だか彼が泣いているように見えます😢

変にコミックっぽさはなく、社会風刺の利いたリアリティな作りになっているのも好きかな…
時代背景的に難しいと思ったけど、小難しい話は出てこなかったので大丈夫でした( ˘ω˘ )
荒んだ街のヴィジュアルが最高だったのは言うまでもない…😳✨
ジョーカーの衣装はめちゃくちゃステキ🙌🏻✨



🤡



アーサーを演じた俳優さんの演技力たるや…🙄すごい…しか語彙力なくて出てこないけどとにかくしゅごい…🙄🙄ヤバイ。
長編映画は集中力がないので途中で見飽きてしまうことがあるのですが、この俳優さんの映画に引き込む吸引力たるや…🙄

特典映像で仰ってましたが役作りに20キロ以上痩せたそうで…さらに驚きました🍎
ハコヲ

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