これ、1977年の映画なんですか?!
センスの塊ですね。
ポスターのデザインも最高です。
ロケット打ち上げのカウントダウン入ってるのに、緊急事態だから!と宇宙飛行士を外に出しちゃうのはシュールw
それでもカウントダウンは進み、有人飛行が無人になるというw
あまりにも荒唐無稽だけど、その理由を怒りを交えながら淡々と話す上司(?)の言い分は確かにありえそうだし、妙に納得。そのまま打ち上げなくて良かったじゃん、とこの時は思いましたがそこからが地獄の始まり。
何の問題もなくロケットが地球に戻ってきたら計画通りだったんですが、なんと事故で燃え尽きてしまう。
乗っていた宇宙飛行士は死んでいないとおかしいので、なんと死んだものとして扱われ始めます。
もちろんそんなことはバカげてるので、なんとか
生存を外に示そうと宇宙飛行士たちは試みます。
しかしそれを執拗に隠そうとする上層部。
自らの保身のためだけに動く様は恐ろしいです。
映像が77年とは思えないほどのクオリティーで、特に終盤の空の逃走劇は、2022年の今観ても興奮しました。
欺瞞から事の真相に迫っていくジャーナリストの視点が面白く、SFかと思いきや良質なサスペンススリラーでした。
面白かった!