アポロ11号が月へ行ってない事を誇示する為に、火星に置き換え作られた映画。
NASAは何処かに同じ様にセットを作って撮影してだのでしょうか?
映画は打ち上げから、見せ場を盛り込んだSFでは無く、どちらかと言うとサスペンス映画でしょうか?問題児のO・J・シンプソンが宇宙飛行士に(笑)
家族との通信に於いてもタイムラグを考えながら、NASA側のバレたら困るハラハラした緊張感。
もっと計算外の出来事が大気圏突入の際に起こってしまい、その後はこの世に存在しない飛行士に。
そこから、ようけ走る事。
ブローリンが走るのを見て「ジャグラー・ニューヨーク25時」を思い出してしまいました。
テリー・サバラスのセスナ機でヘリコプターに追い回されるのも最後の見所。CGで作り上げる今の技術より、よっぽど見応えが有るのでは?
ハイアムズのNASAへのオマージュ作品。
NASAの職員がこの映画を観てどう思ったか?の心境を聞いてみたいですよね。平然として観ていたのか?もっとも、ごく限られた人間しか知らない計画だったのでしょうから…
内容はダレる部分も有りますが、良くぞハイアムズ。アッパレな作品だと思います。
そう言えば「破壊」もエリオット・グールドとタッグを組んで面白かったな。