自殺志願者が12人集まって話し合い、全員一致の可決になれば集団自殺を実行することに。しかし集合場所には謎の13人目の死体が!どうなっちゃうの?!的なシチュエーションサスペンス映画。
小説版は12人それぞれの名前と特徴を覚えるのが大変で、もう途中から「諦めたから早く真相だけ教えて、、、」となってしまう出来上がりでしたが、
映画なら目で見て誰が誰か分かるので、小説の補完としては成功でした。
ただ、いかんせん未成年が12人集まって討論して思想をぶつけ合うだけの2時間なので、映像的には盛り上がりには欠けます。
女子たちの過剰演技が目につき、キンキン声で怒鳴り合うシーンが続くとしんどいです。小説では不自然に感じないのに、映像で見ると「十代がこんなにハキハキ理路整然と喋るかね」と違和感がありました。
小説を読んだ人が、「あー、あのシーンはこういう感じか、、、」と確認する以外の目的では、特に見る必要がないかなと思います。
それにしても
全ての邦画に出る男、真剣佑。
出てない邦画がない。