joker

リンドグレーンのjokerのネタバレレビュー・内容・結末

リンドグレーン(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに、
こういうヨーロッパ映画を観た。

男女の関係が深まり一線を越えたとき、
いつも女性側が一方的に辛い思いをする。

男性側は都合良く愛を囁いているくせに、
子どもへの愛情は微塵も感じられない。

数年ぶりに再会した母と息子の間に距離が生まれ、
なんとも言いがたい気持ちになる。

1人の作家である以前に、
1人の女性であるということ。
この作品は丹念にこれを描いている。

ラストの教会のシーンは、
とても穏やかで色々なことを想像させられる。
joker

joker