このレビューはネタバレを含みます
戦場記者メリー・コルヴィンの人生。
戦場で体験したことによってPTSDに苦しみながらも、2012年にホルスで亡くなるまで戦場での現実をレポートし続けた彼女。
メリー・コルヴィンという実在した人物を通じて、戦場記者を生業としている人々がいるという事を、改めてこちらに痛感させる秀作だと思った。
戦場に行って、実際に見たことや経験したことを記事にしてくれる人がいて初めて私たちは異国の惨状を知れる、その裏にはこういった苦しみの元に成り立っているのだ。
「ゴーン・ガール」で強烈な役を完璧に演じ切ったロザムンド・パイクですが、今作でも説得力の高い素晴らしい演技でした。
今作、この人のパフォーマンスによるところが大きいように思えた。
