Pnori

ザ・ネゴシエーションのPnoriのレビュー・感想・評価

ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)
3.0
ネゴシエーション感はめちゃ薄。

主人公が登場した時は、だらしないけど優秀!みたいな雰囲気だったからどんな交渉するのか期待したけれど、普通に交渉して大して力を発揮しないまま見せ場もなく終わる。
初っ端から肩透かし。

BGMがエヴァンゲリオンみたいで思わず笑ってしまった。地味な駆け引きだけど緊張感はハンパない、みたいなのを期待しているのだからそんなに勇ましく盛り上げる必要ないと思うんだけどね。

交渉の主導権がクルクル入れ替わって、クライマックスでは事態がひっくり返りような隠し球が出てきて、わぁびっくり!を期待してたけど、特にナニも起こらず普通に終わる。

あと、ミン役の俳優がカッコ良すぎてそっちばっかり気になって、なかなか話が入ってこない(笑)
他の男子は彼を引き立てるために用意したとしか思えないような垢抜けてない風貌。せめて助手の子くらいはイケメンにしてもいいんじゃない?登場人物もおっさん率高め。バランスおかしいぞ。

軍力隊の出動から突入までやけに力が入っていて逆に胡散臭い。カウントダウンも長すぎるせいで先が読めちゃう。やっぱりそうか。

話が綺麗にまとまりすぎていて物足りないかな。
手に汗握るようなジリジリとした焦燥感とドキドキする心理戦を期待していたので、イマイチだった。

もっともっとネゴシエーションして欲しかった。
うーん残念!
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