『ミレニアム』とうとう完結編。
はー、面白かった!
前作でリスベットの過去が明らかになり、孤独に闘ってきたリスベットだったが、
今作はミカエルのターンとなり法廷へと繋がります。
前作とは打って変わってアクション少なめ。
悪の組織をミカエルが身の危険を感じながら追い詰めていきます。
そして法廷劇へ。
映画というよりドラマみたい。
悪の“班”がどういう組織なのか次第に明らかになっていくんだけど、”班“のおじさん達の顔が区別が付き辛かった…。
普通フィクションだと悪い人は悪い顔していて、スウェーデン人でも見分けがつくようになってるものかと思っていましたが。
なんとなくそこがリアル。
本当に悪どい事をしている人は意外と”普通の顔”をしているものかも知れませんね。
リスベットとミカエルの関係がベッタリしない距離感が好き。
もー、ツンデレなんだから!
これで『ミレニアム』が終わってしまうのは本当に残念!
もっともっとリスベットとミカエルの活躍、社会の裏側が見たかったよー!!
原作者のスティーグ・ラーソン氏が10部の構想を持っていたらしいです。
第1部出版を待たずに亡くなったそう。
続編の映画作『ミレニアム蜘蛛の巣を払う女』はスティーグ・ラーソンでは無く、違う人が書いた外典が原作との事。