Kei

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのKeiのレビュー・感想・評価

2.0

2020年最低。
クライマックスに行くにつれ盛り下がり、最後はぐちゃぐちゃ。

いや〜なんで?(笑)
マーゴットロビーの、ハーレイはもう天職レベルで彼女しかいないくらいの、ヒースレジャーのジョーカーレベルなのに...

それを生かせてない。

それに悪役のユアン・マクレガーのシオニス、全員食ってるレベルで最高なのに、ほんとなんで?(笑)

理由は簡単。
『脚本』ですね。
もう、ぐちゃぐちゃ。

あとテンポは早いので、中だるみは無いけど、誰か出てきて、『時間戻しまーす』、登場、説明、チーム!
つまらないの極み。

前半60分くらいはまだいいんですよ。
ハーレイ、シオニスの狂った世界を見せられるので、だけどもうとにかく後半にかけてくだり最後は、、、は?

何を伝えたかったのかまるでわからない。
何も残らない。
カッコいい、戦う女たち描きました。
違うな...

キャラが複数出てきてるのに、そのキャラたちの背景が薄い。
だから全部薄味で終わるんですよ。

観た後にあそこはよかったけど、あそこがダメで...とならない。

スーサイドスクワッドもそうだったけど、キャラがよくても、そのキャラに魅力がないと、どんなにかっこいいアクションをしても何も残らない。

アクションの振り付けはジョンウィックと同じ方なので、予告でもある、バットのシーンなどいいところもあるのに、キャラの魅力が描ききれてないので、全部薄味で終わる。

結果やはり最後観た後に、
『は?』
『で...なにを見せたかったの?』
となる。

もっと原作を読んで知識があれば、細かい小ネタがわかったのかも知れない。
でもそれを抜いても全体的にこれは料理しきれてない。
Kei

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