SI-FI映画は大体好きなのですが、正直眠気を我慢するのが大変でした。
予告を見て、本国の評価もチェックしたところイマイチだったので劇場鑑賞はスルーしていたのですが、正解でした。。。
日本版予告編やキャッチコピーはちょっとミスリードじゃないでしょうか？この映画はかなり人を選びます。インターステラーやオッデッセイのようなエンタメ性はほぼ無い。アルマゲドンを思い出させるリブタイラー出てるし、ウキウキして劇場鑑賞した人多かったのでは。。。
深読みすればするほど味が出るであろう物語ですが、どうしてもプロットが退屈すぎかと思いました。
英雄のお父さんが生きてるー、実は英雄じゃなくて戦犯かもー、生きてたけど実際仲間殺してたー、帰るくらいなら自殺するー
振り回されて冷静なブラッドピットが段々揺らいでくるのは、「月に囚われた男」的な見せ場なのでしょうが、ＳＦスペクタクル映画の皮を被っているから退屈なんですよね。
途中の無酸素適応狂暴化マントヒヒの下りは本当に謎でした。ETを探すという人類のミッションに対する回答だったのでしょうか？未知の生物は居ないけど人類の過ちで新生物は誕生するよー的な。
本当にETを出すそぶりもないのはガッカリしました。お父さんのミッションがETを探す旅で、それで失踪したなら絶対期待してしまうでしょう。サージなんてどうでもいいんですよ。
映像は美しいし、近未来の世界観や、宇宙空間の暗さ・寒さも画面から伝わってきました。
任務にすべてを捧げて人間性を失った宇宙飛行士をブラッドピットは好演していたと思いました。
