【路地裏の喫茶店で会話する何組かの男女を描くモノクロ群像会話劇】
カフェでのモノクロ群像会話劇といえばジム・ジャームッシュの大好きな作品『コーヒー&シガレッツ』を思い出す
デッドパン(ニコリともしない“間”の可笑しさ)はなく、オフビートな雰囲気ともまた異なる
シリアスでもなくコメディでもない、登場人物の感情の起伏に納得できる理由も見つからない
あ、ホン・サンス監督💡と、ここで気づくが、知ったところでスッキリするわけでもない
かなり悪くいえば既視感のある中途半端な茶番
この監督作品は嫌いな雰囲気ではないので、いつかお気に入りの一本に出会うことを信じて