オザキ

アナベル 死霊博物館のオザキのレビュー・感想・評価

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)
3.6
死霊館シリーズの最新作、IMAXの2Dで視聴してきました。スピンオフ含めた過去5作品は視聴済です。

結論から言うと、大満足しています!!この日を待った甲斐がありました😆ネタバレを抑えつつ、映画の魅力をお伝え出来たらと…

<あらすじ>
実在した心霊研究家ウォーレン夫妻が実際に関わった事件にまつわる物語。今作はその中でも「事件に関わった品」を保管している夫妻の家が舞台、娘と2人の友達は一晩家で留守番をする事になり…。


死霊館シリーズの魅力を語る上で、その「エンタメ性」を語らない訳にはいきません。というのも、このシリーズにはいくつか共通点があります↓
①グロ・出血等の描写が少なく、非常にクリーン
②登場人物は、基本良い人
③人が死ぬことはあまりない
④家族愛をテーマとした作品が多い

死霊館シリーズでは、人を怖がらせるのに「残虐性」や「グロさ」ではなく、霊に対する純粋な恐ろしさで勝負してきます。また、登場人物に非常に共感できて嫌悪感がないのも魅力です。この様にホラー映画でありながら、より多くの人に受け入れられる工夫が随所になされています。私は「エンタメ性」が高いホラーと勝手に解釈しているのですが笑😅ゆえにその懐は広く、ホラー初心者から上級者まで幅広いファン層を獲得したシリーズと言えるでしょう。

今作も例に漏れぬ面白さ。「霊のいる家でお留守番」というホームアローン感溢れる設定。過去作に類を見ない程エンタメに舵を切った作風と言えます。しかしながら、いざ中身を見てみるとキレ味抜群の演出は顕在で、106分間ひたすらキャーキャー言わせてくれます。いやー、これが欲しかったのよ😆劇場で観るのもまた格別だなぁ!

シリーズ未視聴の方も今作からの参戦が可能です。過去作見てると分かるシーンがほんの少しあるって程度でした。
オザキ

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