こりゃあ熱い‼︎熱盛りだわ!
モリモリ殴る二人の男の汗と血しぶき‼︎
晋也監督作品では一番観やすいのでは?
変にシリアス過ぎずマイルドでユーモアスなバランスが絶妙〜
タイトルコールからパンクロックな
導入でやられました。
キャストは渋い人選で脇役も豪華仕様。
ヒロインヒズルを演じた、藤井かおりさん
今作で初めて知りましたが独特な空気感を
持った方でおらもなぐられたーい
主演津田役は晋也監督。
相変わらず表情の使い分けが素晴らしい
ニコッとふにゃけたかと思えば次は
パンサーような切れ味たっぷりな野獣の目になる、この切り替えとギャップがたまらない‼︎
対する弟の塚本耕司さん演じる小島も
晋也さんに負けず劣らずの眼光といやらしさがたっぷり感じられる演技でした。
塚本晋也監督の作品はどの作品もそうですが鬱屈した環境、閉塞感、もどかしさ
などを溜めて溜めて内側から解放する
というプロセスを作品内に盛り込む人で
今回もそのプロセスが力強く、美しく
スタイリッシュに描かれていました。
観たテンションのまま異性の友達に
観せたらドン引きされること間違いなし
なので是非ともカップルの爆発要因に
して頂ければなと思いまする。
そんな映画。