ShuyaOhgizawa

氷の季節のShuyaOhgizawaのレビュー・感想・評価

氷の季節(2018年製作の映画)
3.8
モノもココロも満たされていない人間がモノを満たされた途端、それだけで満足するなんてことはなくココロも満たしたいと誰彼構わず蹴落としてまでも手に入れようとする人間模様 や 隣人愛を掲げるキリスト教を信仰していたとしても愛せるのは可愛い娘(息子)だけであり、隣人には嘘をつくし、邪魔をするならば甥でさえ殺す対象でもあるという悲しくもあり醜くもある人間の性を描いていた。
しかしながら、ここまで剥き出しで残酷にも描いた娘への愛は紛れもなく真実でもある。

設定を考えるととても難しいのは重々承知だがこれを農家ではなく現代の職業で描けていたらもっと評価が高いのにな.
アーメン