なんとも名前をつけがたいこの関係性に「君の名前で僕を呼んで」がちらついた。特に教会のシーンは本当に美しくて、二人が教会から外界へ出る時の、あの黒い影が外へ足を踏み出した瞬間パッと光に照らされて鮮やかな色彩を帯びる瞬間の美しさが忘れらんない。
はじまりの洞窟、中盤でも出てくる洞窟、ラストにかけて「ヒストリー・レッスン」というタイトルへと繋がっていくのがたまらなかった。
ベロニカ・ランガーの名女優っぷりもわかったしレナータ・ヴァカは本当に新人？と思うほどの演技力というか目力がすごい。基本的に笑ったりしないのだけれど、目で訴える、目で伝える力みたいなのがすごかった。あとコーラね。良いシーンで良いコーラが出てきます！
