こぅ

愛と欲望の毛皮のこぅのレビュー・感想・評価

愛と欲望の毛皮(2006年製作の映画)
4.1
'20春のホラー/ミステリー祭14

マスターズ・オブ・ホラー シリーズ⑥/⑥

シリーズのトリを飾るは、元祖【サスペリア】の
ダリ男監督による、【呪いホラー】。

金と女に目がない強欲な毛皮商人のジェイク(ミート・ローフ)は、お目当てのストリッパー、シアーシャ(エレン・ユージー)を口説き落とす為、最高の毛皮作りに執念を燃やしていた。ある日、ジェイクは極上の毛皮を手に入れるが…。

OPクレジットのサスペリアの字体がダリ男炸裂
出し、序盤の【黒革手袋】と【赤】は、ダリ男印で、
ワクワクするも、、
それ以降は、ダリ男節が見えない、、

逆に言うと今風になって、エロ&グロは、
予想以上。
初期の【殺しの美学】や【劇伴】が皆無なのは一番
寂しいが、、死に様は、結婚グロくて見所に。
そもそも本作は、殺人と言うより、ほぼ◯殺だー。
特に、自分で自分の顔を◯う、◯◯死は痛苦しい。

好きな映画から2人出ていたのは嬉しいオマケ。
【ファイト・クラブ】〜ミート・ローフと、
【燃えよドラゴン】〜大分爺ちゃんになった懐かしい
ジョン・サクソンだ。

クライマックスは、【恐怖と笑いは表裏一体】と
なっている。

ストリッパー役の最高にエロい肢体だけじゃない、
エレン・ユージーのスクリーミングも中々だった。

加点。


◯◯◯グマの◯讐ホラー。
ダリ男監督では珍しい⁈しっかり脚本、メッセージ
性のある作品。

邦題が上手いな。
こぅ

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