音楽、映像、映画の醍醐味を存分に楽しませてもらった感じです。
ドラマチックでとっても楽しかったです。
太鼓職人の息子が真のアーティスト、楽器奏者になっていく成長物語。
インドの多様な民族の伝統音楽を交えながら、色彩豊かな衣装も美しく、多民族国家のインドの広さ奥行きが垣間見られて、豊かな気持ちになれました。素晴らしかったです。
主人公の友達が皆いい人ばかりで、基本、根っからの悪人が出てこないヒューマンドラマです。
背景として、カースト制度の最下層の人々の痛みが描かれていました。
差別するとメディアや市民運動として問題になることも。
ただ、社会問題として描いたというよりも、民族の誇り、情熱の源泉として描いたようにみえました。
最初はむさ苦しい男性達のダンスばかりで、あーちょっと違ったかも二時間はつらい…と思ったのですが、さにあらず。
いわゆるダンス中心のインド映画ではありませんでした。
素敵な素敵ないい映画でした。
楽しかった~
追記
TIFFで観たんですが邦題変わったのね。前は『世界はリズムで溢れてる』で、こんなに暑苦しいイメージ😆のジャケットじゃなかった。